地震被害調査 平成17年(2005年)福岡県西方沖地震

福岡県西方沖地震の被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

地震概要(気象庁速報値)

地震概要(地図)

(1)本震
発生日時 2005(平成17)年3月20日 10時53分頃
震央 福岡県西方沖
(北緯33.7度、東経130.2度、深さ9㎞)
地震の規模 (マグニチュード)7.0
(2)最大余震
発生日時 2005(平成17)年3月22日 15時55分頃
震央 福岡県西方沖
(北緯33.7度、東経130.2度、深さ11㎞)
地震の規模 (マグニチュード)5.4

〔被害の状況〕
地震動は、3月20日発生の本震で、福岡県福岡市(中央区・東区)・前原市・佐賀県みやき町で震度6弱、また22日に発生した最大余震では、福岡市西区(玄界島)・前原市・新宮町・志摩町で震度4を観測した。
被害の状況として、死者1名、また建物に関しては全壊453棟、半壊1,029棟(いずれも2005年4月8日現在)に達した。
建物の損壊が多かったのは、震源地に近い玄界島と志賀島、そのほか福岡市や前原市、志摩町の広い範囲に及んでいる。
玄界島では斜面崩壊も多く発生、住民ほぼ全員の約七百人が島外へ避難した。
液状化は福岡市の早良区、中央区、博多区、東区など、博多湾に面した埋め立て地の広範囲で起きた。

調査概要

調査日 2005年3月27日(日)及び2005年3月28日(月)
調査地 福岡県福岡市中央区、東区(志賀島地区)、糸島郡志摩町(西ノ浦地区)

傾いた家
壁のはがれた家
壁にヒビの入った家
崩れた擁壁
崩れた擁壁
散乱した道
ブルーシートで覆われた家
ヒビの入った擁壁
亀裂のある道路
散乱した階段
脚立の倒れた家
ブルーシートで覆われた家
瓦屋根の剥がれた家
シートで覆われたビル
街並み
外壁の剥がれた家
亀裂の入った壁
歪んだ家を見る人

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