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長期優良住宅の審査業務に関するアンケート結果
全国の長期優良住宅建築等計画に係わる技術的審査の実施機関に対し申請時における確認手順などに関するアンケートを実施いたしました。
お寄せいただいた貴重なご意見・ご要望をもとに、長期優良住宅対応の弊社ソフトホームズ君「構造EX Ver.3」(※1)を利用して申請業務を行うユーザー様の業務を少しでも軽減できるよう今後の商品開発、サービス向上に取り組んで参ります。
※1)ホームズ君「構造EX Ver.3」で作成した計算書・帳票は、長期優良住宅や住宅性能表示制度の認定に申請ができます。 評価申請をスムースに手続きいただくためには、あらかじめ、ホームズ君「構造EX Ver.3」で作成した計算書を用いることについて、申請先評価機関にご確認いただくこともお勧めいたします。
アンケートの集計結果と代表的なご意見等を下記の通りご報告いたします。
- 調査対象
- 全国の長期優良住宅建築等に係る技術的審査実施機関
- 調査目的
- 長期優良住宅や住宅性能表示制度の申請時における対応状況や手続きの確認をするため
- 調査方法
- 文書によるアンケート
- 調査時間
- 2009年11月
- 有効回答数
- 30機関(国土交通大臣認定)
- 耐震性に関する審査手順(基礎の構造方法の確認)について
- 耐震性に関する審査手順(横架材の構造方法の確認)について
- 省エネルギー対策に関する審査手順について
- その他、ご意見、ご要望など ※一部抜粋



- 計算書は見やすいもの(計算順序、根拠等が明確に分かる)が審査も早く行える。
- 計算書と平面図の不整合を事前に確認し、不整合がある場合は修正して提出してほしい。
(提出された計算書と平面図に記載された情報が一致していないことが多い) - 横架材の構造方法の確認については、スパン表での確認でも受理可能だが、スパン表の条件と一致しない部分については、構造計算による確認が必須。
- 省エネルギー対策に関する審査では、仕様規定で受理する場合、各開口部の仕様、各部位の断熱材の仕様に合わせて、日射遮蔽措置の付属部材等も明確にしてもらうようにしている。