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断熱性能の違いによる温度変化
目的
- 建物の簡易モデルを用いて、「無断熱の建物」と「家全体を断熱した建物」の傾向について比較する。
- 建物の簡易モデルを用いて、「部分的な断熱工事」は、「家全体の断熱工事」と比べてどの程度「断熱性能」に違いがでるのかを調査する。
実験パターン
結果
水温変化グラフ

温度変化表

測定結果レポート
目的1
「無断熱の建物」と「家全体を断熱した建物」の傾向 ~断熱材の有無で温度はどのように変化するか?~
簡易モデルの実験結果で、「パターン(1) (無断熱)」と「パターン(4) (家全体を断熱)」の水温の変化を比較した場合、パターン(1) の水温は パターン(4) の「約5倍」の速さで温度が下がることが分かった。
「断熱材の有効性」が確認できたため、実際の建物でも同様の傾向になることが推測できると思われる。
「断熱材の有効性」が確認できたため、実際の建物でも同様の傾向になることが推測できると思われる。
目的2
「部分的な断熱工事」と「家全体の断熱工事」で断熱効果に違いは発生するか?
断熱材を設置した部位が多いパターンほど、温度降下が緩やかであった。その結果、断熱工事は、建物全体を覆う必要があることが推測できる。