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年間暖冷房負荷(MJ/㎡・年)
本ページで説明している年間暖冷房負荷の計算方法は、非常に簡易な計算方法です。
ホームズ君『省エネ診断エキスパート』では、平成11年基準の計算を行うバージョンにおいて、参考情報として出力できるようになっていました。
その後、ホームズ君『省エネ診断エキスパート』にパッシブ設計オプションが追加され、非定常の熱負荷計算が可能となっています。
ホームズ君『省エネ診断エキスパート』では、平成11年基準の計算を行うバージョンにおいて、参考情報として出力できるようになっていました。
その後、ホームズ君『省エネ診断エキスパート』にパッシブ設計オプションが追加され、非定常の熱負荷計算が可能となっています。
「年間暖冷房負荷」とは、暖房負荷の年間積算値と冷房負荷の年間積算値を合計したものです。
「暖房負荷」については、暖房時期に室温をある温度に維持するために必要な暖房エネルギーの量、「冷房負荷」については、冷房時期に室温をある温湿度に維持するために必要な冷房エネルギーの量であり、いずれも数値が小さければ、それだけ省エネルギー性能が優れているものと評価されます。
年間暖冷房負荷の基準値は、1年間当たり・住宅の床面積1㎡当たりの暖房及び冷房負荷の合計値の上限を、地域区分に応じて定めています。
年間暖冷房負荷(MJ/㎡・年)は次の式で求めます。
※年間暖冷房負荷(MJ/㎡・年)による等級は、省エネルギー等級判定には影響しません。
※ 暖房期間:日平均気温が15℃以下の期間
※ 冷房期間:暖房期間以外の期間
1日の暖房負荷(KJ)、冷房負荷(KJ)は拡張デグリーデー法に基づいて計算を行います。
S | : | 延床面積(m2) | To | : | 日平均外気温(K) | e1 | : | 顕熱=16.70(kJ/m2h) |
q | : | (Q値)熱損失係数(kJ/m2h) ※単位をWからkJに変換 |
μ | : | (μ値)夏期日射取得係数 | e2 | : | 潜熱=4.20(kJ/m2h) |
Tr | : | 設計温度(K) | I | : | 日射量(kJ/m2h) | v | : | 熱回収装置による回収熱量(kJ/m2h) |
年間暖冷房負荷の基準値(MJ/㎡・年) |
年間暖冷房負荷の基準値グラフ
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年間暖冷房負荷の計算例 |
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