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海底地滑りが津波増幅…静岡沖地震では6倍に

 静岡県の駿河湾を震源とした昨年8月の静岡沖地震で、海底地滑りによって津波が約6倍に増幅され、局所的に高くなったことを、東北大の阿部郁男研究員が突き止めた。

 気象庁の津波予測では現在、地震断層しか考慮されていないが、地滑りが起きやすい地形では想定を超える津波発生の恐れがあるという。20日に富山市で開かれる日本地質学会で発表する。

 この地震では、同県焼津市で62センチの津波を観測。津波の多くは、断層がずれ、海底が上下に動くのに伴って起きるが、今回の断層運動なら焼津市の津波は10センチ程度にとどまると推定され、高くなった理由は謎だった。

 阿部研究員が津波の観測記録などをもとにコンピューターで計算した結果、震源周辺で長さ3キロほどの海底地滑りが数か所で起きると津波が増幅され、実際に観測された高い津波になることがわかった。


(2010/09/20 YOMIURI ONLINE )