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南海トラフでM8級発生、10年以内は20% 地震調査委予測

政府の地震調査委員会は24日、駿河湾から九州沖の南海トラフで発生する巨大地震に関する長期評価を発表した。マグニチュード(M)8以上の地震発生確率を今後30年以内で60~70%と予測したほか、10年以内だと20%程度、20年以内で40~50%と予測。50年以内だと90%程度以上とした。「次の大地震の可能性は高まっている」との注意喚起も新たに盛り込んだ。

南海トラフでは90~150年ごとにM8級の地震が発生しており、前回は1944年東南海、46年に南海が起きた。調査委は次の地震までの間隔を88.2年と予測し、残り約20年に迫ることが判明した。

本蔵義守委員長は記者会見で「M8以上の地震が起こる切迫性はかなり高い」と強調、「次回が最大クラス(M9.1)となる可能性はゼロではない」と述べた。

これまでは東海、東南海、南海の3領域に分けて算出してきた。だが東日本大震災が想定外の広域巨大地震だったことから多様なパターンを考慮。今回からトラフ全域を統一的に算出する方法に改めた。M9.1については、過去に記録がなく、今回は算出しなかった。

これまでの各領域の30年以内のM8級の発生確率は東南海70~80%、南海60%程度と予測、参考値扱いの東海は88%としていた。

確率が下がったとの見方に対しては本蔵委員長は「いま起こらないと言っているわけではない」と述べ、切迫度はむしろ高まっていると強調した。



(2013/5/25 日本経済新聞 )
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